今この瞬間の気持ちを
そのまま忘れないで
とっておけたらと思う
今その瞬間は過去になり
そのまま記憶のなか
時とともに遠のいていく
今この瞬間という瞬間
名付けた瞬間に
それは過去になっていく
過去と未来の間
存在しない時の名前
今その瞬間は流れていく
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過去と未来の間
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今この瞬間の気持ちを
そのまま忘れないで
とっておけたらと思う
今その瞬間は過去になり
そのまま記憶のなか
時とともに遠のいていく
今この瞬間という瞬間
名付けた瞬間に
それは過去になっていく
過去と未来の間
存在しない時の名前
今その瞬間は流れていく
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幹線道路の喧噪の中で
巣立ちを促す親鳥の声が響く
手拍子のようにリズムに乗って
立木の中では子雀達が
がやがやと相談でもするかのようだ
巣立ちを促す親鳥の声が響く
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空から水がぱらぱらぱらぱ
軽快なリズムに乗って降り注ぐ
木々は枝を揺らしその重さに耐えている
傘だって水を吸って重たくなってくる
ちっちゃな粒はやがてつながって
一面を覆っていく
いつもは乾いた音でそよぐ雑草達も
いまは水底で水草のように揺れている
すべてを包み込んで
水が地球をぎゅっと押しかためる
僕らもぎゅっと地球に押しつけられる
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雨です。寒いし、風も多少あって、通勤には適さない天候と言えましょう。
上下雨合羽と頑丈な傘、そして登山靴という台風装備で地下鉄の中。ちょっと蒸れます。
毎朝大きな公園を横断しているため長い歩行に耐えうる装備をせざるを得ず、電車の中ではうきまくりです。
まあ靴下を濡らすよりかましだからこんな装備なわけですから我慢します。
さて雨の公園。なかなか良いものです。完全に水没した雑草の美しさとか、花弁に乗っかった水玉とか、木陰の鳥達とか、やはり非日常は新鮮な景色を見せてくれます。もっとのんびり見ていたい気もしますが、雨の日はどうしても進行速度が低下するので、立ち止まるわけにもいきません。
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