太陽を懐に入れ

太陽の熱を集めて
暗闇を照らす
太陽の熱を集めて
風の如く移動する
太陽の熱を集めて
呼吸している
石油も石炭も薪も
燃やして得られる
熱も光も
太陽の残照
身体を動かすのも
植物が集めた
光に由来する
古代、太陽を神と崇めた人々の
直感の確かなことに驚く
今太陽を作って懐に入れる
現代の人々の恐れと不安は
太古の直感に連なる
神への畏敬に似て

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太陽を懐に入れ」への2件のフィードバック

  1. MAKI

    こんにちは !

    「太陽を懐に入れ」という詩を何度となく繰り返して読ませていただきました。
    なるほど、と思える詩の題名に惹きこまれてゆき、自然の太陽としての感覚を
    超えたところに意を発しての言葉のながれに、熟読玩味しました。

    返信
  2. JIMY-M 投稿作成者

    MAKIさんいつもありがとうございます。

    返信

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