冷めた笑顔の少年へ |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
この曲は高校の現代国語の教科書に出てきた、バートランド・ラッセルの「幸福論」の一節をヒントに書いた。いわく、愛とは代償を求めないもの。「与えるだけの愛」という言葉はそこから来ている。自分には無理でも、理想として美しいと思いませんか。
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MERMAID |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
アルバムには収録されてもライブでは演奏されなかった曲。ビーチでのありがちなアバンチュールを想像で書いたわざとらしい歌詞が特徴。PB1986に並ぶキザ路線。もろにコンピューターなのに、イタルがベースを弾いていると信じている人もいた。
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雨あがり |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
豪徳寺というお寺の正門前に住んでいた頃、門の前にできた水たまりを覗き込んで青空を見たことがあった。自分の部屋で曲を作ろうとしたときに、女性が覗き込んでその涙のしずくが波紋になるという映像が頭に浮かび、それを詩にしたのがこの曲。実際には、女性の髪が心にからみつくような恋愛はしたことないです。
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SHINE ALL YOUR LIFE |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
Itaruの考えたギターリフをモチーフにして作った曲。Itaruが提唱したルックスとか気にしないでハートでロックしようぜというコンセプトに基づいて作詞したRELATIONの原点となる曲。JIMY-Mにはギターリフがうまく弾けなくてItaruが弾いているし、間奏はベースソロといった具合にItaruカラーの濃い作品である。
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JANE |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
これもItaruの考えたギターリフをモチーフにして作った曲。わがままな女についての歌詞もItaruからの取材によりイメージを固めた。ジェーンと言っているつもりが、ジェイにしか聞こえないとか、ギターソロがなんだか間抜けなところとかアラが目立つが、今では思い出の一曲である。ADULT−SHOPで演奏したが、RELATIONでは使われなかった。
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LONG VACATION |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
この曲は純粋にスタジオワークだけで作った。とはいえコーラスなどは主旋律を流しながら一緒に歌ってハモリっぽければOKといういい加減さで、間奏はギターソロの予定だったのに思いつかないから無し。詩もメロディーも結構気に入っているのに、もったいない仕上がりの曲。その後ADULT−SHOPで演奏したが、RELATIONでは使われなかった。
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JEALOUSY |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
丁度テクノポップ全盛期の終わりごろの作品なので、ピコピコ音が入っていたりして時代を感じさせる。コンピューターに譜面入力という根気のいる作業がまだできたころである。孤独とか、屈辱とかの漢字が新鮮だと言われた曲だが、まだまだ時代は横文字交じりが主流だった。ADULT−SHOPで演奏したが、RELATIONでは演奏されていない。
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RELATION |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 Primary Wave
Pitch is BAD |
バンドのテーマ曲である。歌詞を読んでもらえば分かるが、結構壮大な歌詞である。人と人との絆がRELATIONのコンセプトなんだよということを訴えているわけだが、この当時ですら〜ingを繰り返すような試みはちょっと恥ずかしかったらしい。作った本人は結構いいアイデアだと思っていたし、カッコいいと思って作ったのだが、英語交じりの時代は終焉を迎えようとしていたようだ。
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PB1986 |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 RELATION
Pitch is BAD |
ドラムマシーンのプリセットリズムにシャッフルというのがあって、それを使ってみようということで作った記憶がある。歌詞に出てくる「何気なくキメているDC」のDCはデザイナーズブランドのことなのだが、作った当時ですら死語になりかかっていたらしく、女のキャッシュカードを使うという歌詞の内容からDCカードだと思った人が多かったようだ。プレイボーイ(PB)には気をつけろという内容だが、実際には自分がそういう男にちょっと憧れていたということのようだ。
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まだ遅くない! |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 RELATION
Pitch is BAD |
スピード感のある曲調とサビの分かりやすさから、ADULT-SHOPとRELATIONともによく演奏した曲。学生時代に作った曲ではあるけれど、就職しても夢を追いかけていこう的な内容の歌詞に今でも心動かされるところがある。
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EMPATHY |
作曲 Itaru
収録 RELATION
Pitch is BAD |
RELATION唯一のインストナンバー。クラシックギター的なアプローチのベースソロ曲。クラシックギターで弾いていると勘違いする人が多いが、Itaruがぶっとい弦のベースギターで弾いている。
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プロローグなんていらない |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 REALTION
Pitch is BAD |
Itaruに引っ張られてどんどんハードな路線に引き込まれていった時期で、ヘビメタ風味の部分も多い曲。題名はItaruの部屋にあったグラビア雑誌から頂いた。ロックっぽくするためにエロい要素を大幅に取り入れ実生活とこれほど離れた歌詞はRELATIONでは珍しい。ヘビメタなギターが苦手だったので、後に加入するMasanoriがギターでゲスト参加している。
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LIKE A BOY FOREVER |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 REALTION
Pitch is BAD |
Itaruが当時流行っていた「ピーターパンシンドローム」という本から着想を得てコンセプトを提示してきて、作詞した曲。バンド内では「ピーターパン」と呼ばれていた。掛け合いの部分がいかにもライブ向きなのでADULT-SHOP時代から定番で、演奏回数の多い曲のひとつ。
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RAIN |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M&Itaru
収録 REALTION
Pitch is BAD |
RELATIONの楽曲の中では最もハードな曲だと思う。速弾きがあるのでギターはMASANORIが担当している。ヘビメタ風にするために横文字を連発したため、英語として不安な部分もあるが雰囲気だからねこういうのは。「プロローグなんていらない」と対になるハード路線。
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とまどいのスマイル |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 REALTION
Pitch is BAD |
前奏のギターカッティングから作っていった曲で、歌詞は「雨あがり」同様に映像が頭に浮かんでそれをトレースする形で書いていった。この頃は女性に対する神秘性のようなものを強く感じていた時期だったんだなあと思わせる歌詞である。
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タンブリン・マイハート |
作詞 JIMY-M
作曲 JIMY-M
収録 REALTION
Pitch is BAD |
忘れもしない大学からの帰り道に思いついた曲。歌詞とメロディーが同時に浮かんだ。心のタンブリンが鳴っているという表現は今思えばかなり寒いけれど、当時はこれはいけると思った。歩きながらだからリズムも歩調である。
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眠たい月曜日 |
作詞 JIMY-M
作曲 TAKESHI&JIMY-M
収録 未発表 |
ドラムのTAKESHI氏が持ち込んだ楽曲で最初に提示されたイメージが「大洋を船が進んでいく感じ」だった。結局、海という部分だけ使って「空が明るくなる瞬間を休日の終わりと決めてから〜」というフレーズを思いついてからはあっという間にできた。
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CRY |
作詞 JIMY-M
作曲 TAKESHI&JIMY-M
収録 未発表 |
やはりドラムのTAKESHI氏が持ち込んだ楽曲で歌詞も付属していた。たぶんTAKESHI氏が入っていたもう一つのバンド用だったのではないかと思う。自分で歌う曲には自分で歌詞をつけたいというわがままを通して詩を変更させてもらった。「眠たい月曜日」もそうだが、コード進行が複雑なのが特徴である。
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TGIF |
作詞 AKIHIDE
作曲 AKIHIDE
収録 未発表 |
キーボード担当のAKIHIDE氏の持ち歌。ADULT-SHOP時代にItaruのアレンジを受けてヘビーになったバージョンをRELATIONで継承した。「申し訳ないくらい君が好きさ」というキメ台詞はすごすぎる。JIMY-Mが歌うバージョンもある。
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